山形と同じ日の宮城県亘理の光景

                           平成23年1月20日

 山形市のこの日の様子は既に紹介した。
 その写真を撮影した後すぐに宮城県に行ってみた。
 笹谷峠を越えれば即宮城県であるが山形から35キロ東の村田町へ
 まず行ってみた。ここまで来ると全く雪は無い。別世界である。
 ここ村田は太平洋側へのベニバナ集積所として栄えた町で歴史のあ
 る街並みを残している。
 その町の様子を次の写真で示す。
 トンネル一つ越えるとこのような光景になるのだから日本は狭いが奥が深い。

 毎日雪の中に閉じこもっていると体がなまってしまう。特に走っていないとだめな
 習性を持っている私にとって冬になると何とか走れる所を探すことにしている。
 今回は折角雪の無い所に来たのだから亘理の海岸の松林へ行くことにした。
 まず常磐線の亘理駅に着いた。次が駅の様子である。


 この亘理駅から東に10分も行けば太平洋だ。ここには鳥の海という入り江があり
 渡り鳥の楽園になっている。私はここに何回も来ている。
 今回はこの入り江の南側の地区の吉田浜を目指した。
 ここは鳴き砂としても有名な浜である。
 次の写真が松林の入り口である。

 次の写真が松林の中の道である。この道はフカフカしてアスファルト道と異なり走り
 やすい。こんな道が何キロと続いているのである。


 ただ一歩脇に入ると原生林の状況になり更に小路がいろいろの方向に分岐している
 ので帰り道を確認して注意して歩かないと迷子になるので注意する必要がある。

 海に近づくと防波堤が延々と連なっている。この向こうは海だ。


 さあ太平洋だ。雪国から来ると全く神聖な感じがする。


 自然の芸術作品もあった。


 さてこのあたりは何が有名かと言えば当然海の幸であり私の好きなものばかりである。
 実は私がここに来る理由は実はここで美味い料理が食べられるからでもある。
 しかしもう一つ有名なものがあるがそれは苺なのである。
 この近辺には大規模なハウスによるいちご園がいたるところにある。
 春になったらまた来てみよう。
 次の写真がそのいちご園の姿である。


 ただし気温は低い。山形よりも風があるため体感温度は低く感じるが次の写真から
 分かるように雪は無いが川も凍っているほどである。


 さて以上が平成23年1月20日の山形市宮城県村田、亘理の様子の比較である。
 山一つ違うとこんなにも違うのかと感じた次第である。

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