宮城県船岡と亘理の町を訪れる  平成29年1月26日

 今、山形市は雪に覆われている。どこにも出かける気がしない。
 これでは体も鈍ってしまう。
 私は毎年このような時期には東の笹谷峠を越えて宮城県に入り、雪の無い地で
 軽い山登りをしている。
 今日1月26日は山形市は雪が無いがどんよりとした暗い日となったので笹谷峠
 を越えて宮城県の村田町に行き、次に船岡,亘理の地で歩き回った。
 最初は桜で有名な船岡に行き山本周五郎の小説で有名になった原田甲斐の
 居城跡である船岡城址公園に登った。
 残念ながら山頂までの道路には積雪があり私のトレーニングシューズでは登れ
 なかったので途中までのウォーキングとなった。それでも雪国にいて全然外を
 歩き回れない身にとっては格好の体を動かすための活動の場であった。
 最初は船岡の城址公園の様子を紹介する。ここはやがて桜が満開になると
 人の波で埋まる所だ。



 シンボルの観音様も輝いて立っておられる。
 周囲は積雪なので私の靴では行けなかった。



 はるか前方が蔵王連峰だ。山形市はあの山の陰になる。
 峠を一つ越えただけで山形市の光景とは雲泥の差だ。


 次に東日本大震災の被災地になった亘理町を訪れた。
 ここの海岸線の松林を私は冬に訪れて走っていたのだが松林は全滅してしまい走る
 ことは出来なくなってしまった。
 その代わりに写真のような防波堤工事が進んでいる。しかし、現在は立ち入ることは
 出来ない。



 以上のように私は厳冬期には雪の山形を離れて仙台の地で体を動かすことに
 している。これも車という便利な道具が出来たお蔭であると思っている。
 冬の山形もあと2ケ月の辛抱だ。頑張っていくぞ。

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