丹君 神主として活躍     平成28年11月2日

 平成28年11月2日 東根市にあった県立東根工業高校の学校跡地で
 県立東根工業高校の「閉校記念碑建立除幕式」が行われた。
 かつて東根工業高校は地域産業の高度成長期に多数の有能な人材を
 地域の企業に送り込み工場が品質の優れた製品を世に送り出す基礎を作った
 学校である。
 学校は昭和23年創立であり校舎や設備が古くなったために県は村山市
 楯岡に新校舎を作り名称を県立村山産業工高と変更し移転することにした。
 そのため東根市にある校舎は廃校となった。
 しかし、そのままでは地域産業を支えた東根工業が忘れ去られてしまう。
 このことを危惧した同窓会が東根工業高校存立の事実を永久に風化させ
 ないために記念碑を作ることとなった。
 その記念碑の除幕式が平成28年11月2日に挙行され私も列席することに
 なった。
 ところでこの除幕式の神式のすべてを執り行ったのは我ら東濤会会員の
 丹君である。
 彼は退職後に努力して神主となったことは皆さんご承知のことだが彼は
 この学校の校長でもあった。
 奇しくも自分が長となり務めた学校の最後の姿を永久にとどめる仕事も
 やることとなったわけである。
 それでは彼の活躍の姿を写真で紹介していく。

 記念式典の場である。



 風格も付きしっかり神主である。


 静々と式典を切り盛りしていた。


 これが建立東根工業高校記念碑の姿である。
 来てみて驚いたのはこれを作った石材会社は私の教え子であった。



 以上が丹君の活躍の様子の紹介である。
 いろいろの儀式で会うたびに風格が出来て自信を持って神事を執り行
 っているのが分かる。
 このように私たちの同期生が現役として活躍している姿を見ると私も
 まだまだ老け込むのははやいなあ、もっと頑張らなきゃという気になる。
 頑張れ 丹君!!
 
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