山形東涛会平成26年度総会開かる

 平成26年4月28日は晴れた穏やかな朝となった。
 今日は山形東涛会の総会が蔵王温泉「五感の湯 つるや」で開かれるのだ。
 「つるや」は会員の皆さんはご存知のとおり会員の
H君の経営するホテルである。
 午前10時に山形駅西口の広場に集合してホテルのバスで出発の段取りと
 なっている。それまでの時間をつぶすわけだが、いい年をした高齢者の集団
 が声高に喋りあっているため周囲の目は結構集まっていた。



 バスの中はいつものとおり修学旅行の様相である。
 語り合っているのを良く聞いてみると何の脈絡も無い話が感覚的に飛び交っている。
 何か異次元の世界であるがこれでちゃんと会話が成り立っているのだからすごい。



 35分ほどで宿にバスが着いた。時刻は11時頃であった。


 さっそく用意された部屋で総会を開いた。
 会長挨拶で始まった。



 議事はとどこおりなく進みさっそく講演会に移った。
 講師は会員に素晴らしい人材がいるので彼にお願いした。
 何しろこの道のプロである。
 講師手当は本当に毎回薄謝なのに快くS君は引き受けてくれるので助かっている。
 これまで彼の講演は何回も聞いているのだが、語られる内容が年々自分について語られて
 いるよう感じられてきている。そのために今回は全員真剣と言うよりも悲壮感を持った様子
 で聞いていたようだった。



 山形東涛会は乾杯の前に祝謡がある。
 山形東涛会会員の間で複数の趣味のサークルを作っているのだがその中に涛謡会という謡の
 サークルがあり、そのメンバーが謡曲鞍馬天狗を謡ってくれたのだ。
 年々上手になっており今回は抜群の出来だと自分たちで言っていた。本当に巧かった。



 乾杯の音頭は昨年衆議院議員をリタイアしたK君にお願いした。
 彼も今は自由の身になり伸び伸びと行動をしていた。
 乾杯の音頭の切れ味は抜群だった。


 乾杯 !!
 

 何しろ蔵王温泉の宿なのだから宴会の途中は温泉に入りに行く。
 そして湯上りに又冷たいビールを飲み又互いに語り合う。
 これを繰り返す。 まったく楽しい時間を過ごせる。

 楽しい時間ほど過ぎるのは早い。2時半にはホテルを出発だ。
 最後はこれも恒例の会長の
A君による「おお勝利」の歌だ。
 全員で思いっきり大きな声で歌い青春時代に戻った。
 また来年の再会を誓いながら散会となった。
 また、山形市までバスで出発だ。帰りも賑やかだろうな。




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