県庁東涛会の例会開かる

 平成26年2月20日に昔々の大昔、山形県庁や関連機関に勤めていた
 山形東涛会会員の例会が開かれた。
 なお、県庁東涛会については東涛会会報の第7号に詳しく掲載してある
 と幹事のM君からの伝言である。
 会場はこれも昔むかしに隆盛だった山形市の名所花街「花小路」にある
 「浜なす分店」で開かれた。
 この日は珍しく12名も集まり幹事のM君とS君はホクホク顔であった。
 お互いに昔むかしには要職にあっても今は何も責任の無い者たちであ
 るので話題は左から右へ、上から下へと展開する。
 話を合わせるのにもしばらく時間がかかる。
 私もK君から干し蕎麦をうまく食べる方法を聞いた。さっそく試してみよう。
 お互い良い年になってからはむつかしい話はせず楽しい話題で時間を忘
 れることが健康法の一つとして良いのではないだろうか。
 会は恒例の女将さんを交えての記念写真からスタートした。
 ここの会場を使ってすでに12年になるとのこと。なるほど我々は年を取った
 わけだ。
 いつまでも若いのは女将だけで他はそれなりに老けてきた。


 
 話題はどんどんと進み今日の寒空を吹き飛ばす勢いとなった。
 私は近頃幹事や世話役をする機会が多くなってきた。
 当然一番気がかりなのは支払である。昔はツケが効いたのだが今は当然
 それも出来ない。常に現金商売だ。
 近頃私が世話役をして気づくのは若い人が多いと黒字、年寄りが多い宴会は
 赤字である。その理由の一つは若い人たちはビールか焼酎である。
 一方年寄りの宴会は日本酒が多い。実はこの日本酒が高い。
 料亭では日本酒が一番利益が出る。
 御燗した酒を飲んでくれると良いのだが最近の年寄りは冷酒を好む。
 この冷酒が高くつく。飲みやすいからぐいぐいと飲めてしまう。
 この夜の宴会は冷酒が結構出ていた。私は横目で見て心配になった。
 幹事のM君とS君はさぞ頭が痛いことになるのでないかと心配になった。
 でも任せてくれと言っていたので安心して帰った。
 今年度も楽しい企画を作り、お互い参加していくことを誓い合って散会となった。


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