宮十二町内会の排雪作業の様子

 平成24年2月28日 山形市宮十二区町内会の町内排雪の作業を紹介する。
 現在宮十二町内会の集会所は雪の重みで屋根が落ち込み室内の柱も垂れ
 下がり戸の開け閉めがきつくなっている。それの対策を次の写真のようにして
 対応している。


 道路も雪が積み重なり年寄りや子供たちが歩けなくなっている。


 いよいよ重機での作業開始だ。取り残された雪の塊は町内会役員が
 手でスコップを使って取り除く人海戦術だ。


 作業もほぼ完了に近い。急いで別の道路の排雪をしなければなら
 ない。
 重機でさえも路面にこびりついた雪は取り除けられない。
 何回も何回も往復して削るしか方法が無い。
 とにかく硬い。厚い氷の板状になっている。
 ここまででとうに11時を過ぎていた。


 実は市が提供してくれるのはオペレータ付きの重機類だけで交通
 整理や排雪作業に伴う細かい作業は全部町内会役員でやらねば
 ならない。
 次の写真の方も町内会役員だ。本職と変わりないように見える。


 作業の間は一方通行の道路を停めなくてならず苦情を浴びる。
 これが大変だった。


 この他に重機が排雪しきれなく町民の民家の玄関先に残った雪の
 塊はやはり役員がスコップで取り除かなければならない。
 多くの民家には80歳以上の老夫婦しか残っていないのでとても雪
 投げの作業なんかさせるわけにいかない。
 このような作業が朝8時半から夕方まで続いたので私は腰が痛くなり
 横に回転させることが出来なくなってしまった。
 何しろ役員は皆65歳以上だもの。
 とにかく町内から若い人が居なくなっている。日本の危機だというこ
 とを改めて全員で語り合った。
 このような大雪が毎年続くのなら体が持たないなあと自覚させられ
 全作業が終了となった。

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