山形県大江町左沢の春

                                 平成22年3月16日

 厳しい冬もようやく峠を越えた。春も間もなくである。
 3月16日は久しぶりに日が射す天気となった。それにつられて大江町に
 フラリと出かけてみた。その光景を紹介する。
 写真撮影の場所は大江町の北側に聳える山の上である。
 ここは楯山公園と呼ばれているが大変景色の良い所である。

 ここで最上川が大きくうねっているのが分かる。
 右から入り左手へ流れていく。昔はここを米を積んだ船が盛んに行き来したのだ。
 酒田まで米を運び、酒田からは京都の品々が入ってきた。
 この地は当時は相当に繁盛した地であった。今もその名残が残っている。


 ここ大江町左沢は有名な最上川舟唄の発祥地ともなっている。
 前述の最上川水運で行き来した船の船頭さんたちが唄っていた歌を取りまとめた
 のが最上川舟唄となったものである。その事実を顕彰して立派な歌碑が立っている。


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