平成24年度山形東濤会総会開かる
平成24年5月2日に山形東濤会総会が開かれた。
会場を山形県朝日町白倉スキー場にある朝日自然観にして楽し
く開かれた。
昨年はこの同じ会場で平成23年度の総会を開くはずだったが東
日本大震災のために中止していた。
今年はそのリベンジの意味で意地になって開催した。
開催地の白倉は標高600メートル前後の高地になっており朝日
山系の入り口になっている。
全くの大自然の真ん中にある所でスキー場やコテージ群が存在
する。
また全国的に有名なのは「空気神社」の存在である。
日本中で空気をご神体にしている所はここくらいのものだろう。
その他にダチョウの肉や卵を素材にする料理でも有名だ。
このような楽しい場所で昔に帰って語り合いながら山形東濤会総
会が開かれた。
さて、山形市を出発して最初に訪れたのは朝日町の棚田である。
ここは全国棚田100選にも選ばれたところである。
全員その景観に引き込まれた。
棚田の上は桜が満開である。声も無くボケーッと見とれているところで
ある。
南を向けば朝日町宮宿の街が見える。昔は最上川舟運の業で大変
賑やかだった町である。
次に訪れた所は朝日町字常盤にある旧家の佐竹家である。
ここは1739年に建てられたと明確な証拠がある年代のはっきりし
た古建築として知られている。
全員熱心に現在住んでいる家人の部屋にまで入り込み探訪した。
写真は現在もここで生活をしている佐竹家の末裔から話を伺って
いる所である。
この後はまっすぐ会場へと向かった。 次の写真は会場のホテルで
ある。
今年は大雪の為に珍しい光景が見られた。それは雪と桜と新芽の
緑のコントラストである。後ろには白倉スキー場が見える。このスキ
ー場は大変滑りやすいゲレンデであったので私は混雑した蔵王より
もここに来ることが多かった。でも近年は若者向けにモーグルやパ
イプが主になり私の出番は無くなってしまった。
いよいよ総会である。
山形東濤会会長の挨拶、東濤会会長の乾杯と続く。
次は恒例の祝謡である。今回も鞍馬天狗である。当然ギャラは0。
例年総会では講師を呼び講演をしてもらっている。
ことしは会員の中に金融庁と日本銀行から表彰を受けた人物がいた
ので彼に依頼した。当然にコレもノーギャラ。
講演のテーマは「人生 これからを楽しく」であった。何とか実現したい
と参加者全員が強く思った。
有益な講演の後はいよいよ楽しみの宴会だ。でも飲み過ぎて講師の
講義内容にはずれないように皆気を付けていたようだが。
宴会の途中に数名で抜け出し有名な空気神社に行ってきた。
酔いと山登りの疲れで下山後に参道登り口でホットして写真撮影と
なった。ここも雪の白と新芽の緑、桜の色で本当に綺麗であった。
いよいよ最後になりこれも恒例の山形東濤会長によるエールだ。
これが無いとこの会は何時までも終わらないのだ。
ようやく無事に終了出来た。係りが安堵の顔で閉会を告げた。
でもこれで終わりではない。帰りには今度は大江町にあるワイン城
へと向かう。ここでは約20種のワインが試飲できるのだ。
次の写真のように互いに好きな品種を飲み比べ味を楽しんでいる。
そしてここでまた盛り上がる始末となった。
何時になったら山形に戻れるのやら。
この時も約20種類のワインを楽しみましたが自分に合ったワインは
1,2本でした。やはり体調や前後の飲食物等により好みは相当に
変化することを実感しました。
私は比較的高かったナイアガラの葡萄の香りが残ったワインが美味
しかったのでそれを買い家に帰ってからすぐ飲みましたが酔いが醒
めてみると別のワインの方が良かったなあと後悔しきりとなりました。
写真のように皆互いに他人のワインをグイグイと飲み比べをしている
様子はまるで子供のようでした。
さて、以上のような内容で今年の山形東濤会総会が終了しました。
とにかく毎年いろいろの趣向が凝らされるので楽しい会になってい
ます。
楽しく集い、美味しく食べて飲み、若さを取り戻して散会となります。
これこそ同窓会の持つ大きな効能であろうといつも感じます。
山形東濤会今年も全員頑張るぞ!!。
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