山形東涛会会員みのり会山の畑が活動開始 令和8年4月

 山形の春は突然やってきて気候を一変させてくれた。
 本当に桜はアッと言う間の出来事だった。
 ようやく厚い外套を脱ぎ捨て伸び伸びと体を伸ばせるようになった。
 山形東涛会会員の有志メンバーで携わっている山の畑の野菜作りの活動が
 始まった。


 毎年だが、この畑活動が始まる時に感じることがある。
 それは今年もこれから土いじりが出来るぞぅ っという心が躍る気持ちに
 なることである。
 本当に厳しい冬を乗り越えられたのだという喜びが湧いてくることを
 感じられるのである。
 私の農作業の活動は遅くて4月20日頃からだったが他のメンバーは
 もっと早い時期から活動していた。
 

 まずは畑に入り、草取りと土を柔らかくするための土起こしに取りか
 かった。

 耕運機は使わず人力での土起こしなので
 やはりこの年になると辛かった。特に雑草取りはつらい。
 毎日少しずつを方針にしてゆっくりと作業を進めた。そして5月2日に
 ようやく畝が出来上がった。



 
 さて、もう一つやることがある。それは竹の道つくりである。
 上の写真の正面は竹林である。この竹が私たちの畑に進出してきて畑の
 中に顔を出す。竹を切る作業が耕す前に必要なのだ。
 さて、次の写真は竹の道の入口である。
 この前方の竹を切って空間を作り人が歩める道を作っていく。


 毎年、春先はこのように雪の重さで竹は倒れて折れた大量の竹が前方を
 ふさぐ。
 この竹を一本一本ノコギリで切って道を切り開いていく。
 この時に何とも言えない爽快感を感じる。
 ただ、いつもこの作業をやるのが午後3時半頃からなので気が付くと夕方の
 5時頃になっている。
 ただ一人山の中にいる形になり熊の姿が頭をよぎる。


 何とかこの様相迄道を通せた。更に目の前の暗いあたりを前に進む。
 熊と遭遇しないことを願いながら。


  ようやく道の先に空き地がみえてきた。
 

 ここは周囲が竹と灌木に囲まれた中にポツンと存在する不思議な空間である。
 ここが私の桃源郷。いろいろの植物やいろいろの昆虫がいる。
 それらと会話をしていると時間感覚が無くなってしまう。
 それにしても何故ここだけが何もない空間になっているのかなと不思議に思う。


 さて、こにはワラビ、タラノメがあり、間もなく淡竹というタケノコも出てくる。
 頭上には鳥が飛び交いいろいろの鳴き声が聞こえる。
 大きなヤマドリもいる。
 本来なら竹の道を作らずに自分だけの桃源郷にしたいのだがそうもいかない。
 皆に広く入ってもらいたいと思っている。
 しかし、熊のことやここまでの雰囲気が不気味なこともあり人は入ってこない。
 
 さて、このようにして一本でも多く、竹を切っていかないと我々の畑は
 竹で覆われてしまうことになるだろう。我々が耕作をやめたならこの辺は
 どうなるのかなと考え込んでしまったりする。
 いつも畑仕事よりもこの竹の道作りに熱中してしまっている。

 こんな状況が東濤会会員の山の畑の今の様子です。

 
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