浦山 宏君 "浦山宏近作木版画集" を発刊 !

  多彩な芸術分野で活躍をしている浦山君が標記の画集を発刊した。
  同君は東濤会の会員なら誰しもが認める芸術探究者である。
 このたび、これまでに制作してきた作品群から木版画の分野の秀作をまとめて
 製本化した。
 彼は小学校6年の時に出会った木版画に魅せられ、これまでひたすら制作に励
 んできた。
 その成果の一部を"縁"という表題で刊行物にまとめたのが今回の発刊の成果で
 ある。
 
 この本を見たときに注目して欲しいことがある。
 それは作品ごとに題名、大きさが記されているがその次に例えば"6版6色"という
 項目が記されている。
 これは版木を6版作り、色ごとに版木を交換して6回摺ったということである。
 6っつの版木を少しのズレも無く重ね、色の配合も工夫して摺り上げるということは
 緻密な精神力と忍耐力が無ければ実現出来ることではない。

 今回はこの中から作品を抜き出して紹介をする。
 なお画集の入手については浦山君に問い合わせをしてください。
                            平成30年4月13日記事化




 表紙をめくると・・・タイトルが これも味のある事態ですね。


 日本さくらそう  4版4色  2008年


 山形城東大手門B  6版6色 2012年


 クリスマスローズ 4版4色 2011年


 山形張り子・玉乗り兎  4版4色 2010年


 三春張子 4版4色  2009年



 旧済生館  1版1色  2016年


 龍と童子  5版5色・手彩 2011年


 定禅寺通り・秋  1版1色 2015年


 パンジー  5版5色  2014年



 ひなぎくA    4版4色 2013年


 以上が作品画集からの一部を紹介したものです。
 全作品数は67点が収録されているので紹介したものはほんの一部の
 作品です。
 ホームページに掲載しようと写真で撮影をしたのですがなかなかうまくいかず
 作品のすばらしさを紹介出来ませんでした。
 ぜひ、画集をご覧になって一つ一つの作品を鑑賞していただきたいと思います。

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