浦山 宏君作品展 版画 「郷土玩具 十二支木版画」

 日本各地に数多くの郷土玩具がある。
 その中で十二支を暑かったものが特に多い。今回、十二支を扱ったかわいい
 郷土玩具を題材にした郷土玩具を題材にした木版画を展示します。
 おたのしみ下さい。 浦山 宏   令和4年4月


,    米食いねずみ       石川県 金沢市
 


  車牛   石川県


  山形張り子  山形市

  参考にこの張り子の現物を紹介します。作者は山形市木の実町の岩城久太郎氏です。
 残念ながら氏は100歳で亡くなられました。





  山形張り子 玉乗り兎  山形市

 これの原典も前出の岩城久太郎氏の作品です。
 この作品は平成11年に寄付金付きお年玉付き郵便切手および年賀80円
 切手として郵政省が発売したために多くの人に知られるようになりました。

 浦山君はこれらの作品を大事にしてくれており感謝しております。




  木地玩具  宮城県




  きびから細工  栃木県 鹿沼市



    三春駒  福島県 郡山市



  きびから細工  栃木県 鹿沼市




  木の葉猿  熊本県 玉東町

 酉    笹野彫   山形県 米沢市





    芝原人形  千葉県 長南町




  亥  十二支(亥)   鳥取県 岩井温泉



  以上 浦山君の素晴らしい木版画作品を楽しんでいただけたでしょうか。
  一作毎にとてつもない労力が注ぎ込まれているのがお判りでしょうか。
  何しろ版画の一色毎に版木を作るわけですから皆さん、一作毎の色の数を
  数えてみてください。彼の苦労が分かります。
  若し彼に会うことがあったならご苦労様とぜひ伝えて下さい。    
   最後に郷土玩具木版画展で使用した案内チラシを紹介して終わります。



 もう一つの絵画展に作品を発表する。山形市の文翔館が会場だ。
ぜひご覧ください。




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