棚田の春  厳しい冬を越した棚田の今を訪ねる


 山形の厳しい冬も終わり、いよいよ春の気配が濃くなってきた。
 山形県の中でも特に厳しい地区である朝日町の山中のくぬぎ平の棚田が
 どうなっているか現状を見ようと出かけた。
 ここは最上川を下部に見る高い切り立った高原上の大地の上にある棚田で
 どこの棚田も厳しい地形にある点では共通している。

 

 右上部に大朝日岳の頭部がかすかに見えている。
 左側は急な段丘になり最上川へと続いている。

 この地の右側には月山の峰が真っ白となり聳えている。
 今立っている場所は桜の木が多く植えられており春の桜祭りの時はとてもここまで車では
 来れない状況となる。
 だから今日来たのだが本音は桜の時に来てみたい。


 この地から見た宮宿の町である。川は最上川である。
 ここは本当の「山と川のある町」であるが更に「山と川と温泉のある町」の
 キャッチフレーズの方が似合う町である。


 
 棚田を降りて最上川に沿っていくと最上川ビュースポットがある。
 ここから綺麗な石造りのアーチ橋の明鏡橋のみが見えたのだが老朽化のために
 隣に新しいコンクリート橋が出来たので良い眺めとも言えなくなってしまった。
 それでも若葉の頃の眺めは最高です。


 以上山形県朝日町の春の様子を紹介しました。

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