東濤会会員 武田農園のサクランボもぎの応援に駆け付ける
令和4年6月20日取材
この日は素晴らしい明るい晴天となった。目下、山形盆地はサクランボの収穫の真っ最中で
ある。産直やみやげ店に行けば真っ赤な宝石のようなサクランボが並んでいる。
もっとも価格も宝石並みであるが。
現在東濤会会員の中で唯一、現役で農業に取り組んでいる武田俊章君の農園では人手が
足りなく困っているという話を聞きつけてさっそく何人かが応援行動をとってくれた。
今日は山形からは私が、仙台からは笠原君が参加してくれた。その様子を紹介する。
武田君のサクランボ園は全くの野地栽培である。防水シートなどはかぶせない。
そのために日光を十分に吸収してとても美味しいサクランボだと評判である。
その代わりに雨や霜・ヒョウなどには弱い。
分かっているが何しろ何しろ我々八十歳である。シートなどをかぶせる体力資力は無い。
美味しくなる方に賭けるのだ。

サクランボの畑は密林状態でとても暑い。この木はサクランボを採りつくした後の状態だ。
この中で終日働くのは酷だ。そのために彼は午前2時から3時に畑に収穫に出るとのこと。

肝心のサクランボは次の写真のようにたわわに実っている。
これを傷つけないでキチンともぎ取るのは大変な作業である。

木の上の方の実を採るには高い脚立に上がらねばならない。素人は良く転落して大けがを
する。新聞に毎日のように関連記事が載る。


彼の親戚関係者が応援に来てくれていた。この脚立の最上部に立って木の上の部位の
サクランボを短時間で採るのは結構難しく苦痛です。

今日駆け付けた仙台と山形からの応援団と武田君とでの集合写真です。

武田君はまだまだ元気で農業活動を続けていく決意だ。
これからは間もなく梅、桃、りんごと息つく暇もなく作業が続いていくことになる。
八十歳になってもこのようにエネルギッシュに動いている彼の姿を見ると尊敬の
念が起きるとともに我々も頑張らねばならないと思う気持ちになる。
本当にご苦労様 !!
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