雪と太陽光発電パネルの関係
平成28年1月26日取材
私が住んでいる山形市宮町に北部公民館公民館がある。
その公民館に市から太陽光発電パネル設置の指示が出た。
最初は屋上に設置しようとしたが耐震的に建物の強度不足とされ設置は不可とさ
れた。
次に外壁につけようとしたらこれも耐震上から駄目となった。
結局設置するスペースがなく庭をつぶしてそこにパネルを設置することになった。
パネルは2列の構成で組むしか方法がなかった。
その結果写真にあるように二枚しか設置できなくて一枚は45度位に、もう一枚は
20度位にならざるを得なかった。
雪による影響がどうなるか興味があったがその結果が写真の状況である。
平成28年1月26日段階での状況は明白である。
水平に近い方のパネルは雪に覆われ発電量はゼロ。
45度に近い方は雪が自分で落ちてくれたため発電は正常である。
一般家庭の屋根こう配は決して強くないのが現実であるから家庭での雪の影響は
決して小さくは無い。屋根に上がって雪を落とすことは不可能だ。
一方傾斜の強いのも心配です。新潟市の私の友人宅では滑った雪が車庫を吹っ飛
ばしてしまいました。
とにかく相当の事前調査と対策を考えておかないと無用の長物になりかねない。
ちなみに積雪の日で空から雪が降る日は発電量はゼロです。
現在山形市でも太陽光発電パネルが郊外の広い空き地に設置されているがその
メンテナンスは大変だとのことです。
やはり資源のない日本では太陽光発電は重要な要素だが確実なエネルギー確保
は相当に大変なものがあるということを認識しておかなければならない。
戻る