山形東涛会山菜採り愛好会コシアブラ採りに挑む
 
 令和5年4月27日の早朝は少し雨が残り天気が心配されたが9時頃には
 青空の晴天となった。今日はS君に山菜取りに連れて行ってもらう日だ。
 彼は現役時代からこの道のプロなので安心してついていける。
 場所は山形市の西南にある小滝地区だ。
 ここには昭和50年代頃まで吉野鉱山があり大勢の人が働いていた。
 現在は廃鉱となり山中には鉱毒水の処理施設が点在しているが作業人が
 きめ細かく点検して巡回しているので鬱蒼とした山中ではあるが安心して
 山菜が採れる場所である。
 ただ道は悪路なので四輪駆動車でないとこの地に来るのは無理である。

 まずは二人の様子を見て下さい。S君はプロのいでたちで私はハイキングの服装である。



 これから入っていく所は道など無い。互いに声を掛け合いながら行方不明に
 ならないように気をつけた。



残念ながらコシアブラは少し時期が早かったようである。


 これが三日後にはきれいに開いた素晴らしいコシアブラとなっているのだろうが。


 山中にはこのような鉱山関係の施設の残骸がある。


 苦労しながら適当な大きさのコシアブラを探して山中をさまよい採りまくった。
 気が付くと大きなビニール袋に沢山のコシアブラが採れていた。

 帰宅すると近所に配ったりしてからさっそく夕食の食材に提供してビールで
 食事を楽しんだ。
 写真はコシアブラのてんぷらとおひたし、うしろのものはペソラ漬である。
 この漬物とコシアブラは食欲を増してくれる。


 
 さて、このようにS君に連れられての山菜取りを今年も行えた。
 あと何年この山菜取りをやれるか分からないが来年も来るぞと心に強く念じた。
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