東濤会音楽会のすべて 平成23年10月5日実施
1年がかりで準備してきた東濤会音楽会も今日がいよいよ当日となった。
それまではまだまだ時間があるさ と考えていたが月日の過ぎるのは速い、
あっという間の時間の流れであった。
でも担当者間で何回も打ち合わせをして準備してきたのだから是非成功させ
たいという気持ちで今日の開会の日を迎えた。
まず最初に会場となった旧山形県庁文翔館議場ホールを紹介する。
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内部は重厚な雰囲気で重々しい空気を感じる。この舞台は我々で組み立てた。
全て自分たちでやらなければならない。

最初はやはり日本であるから祝謡・祝舞で始まった。
仕舞「鶴亀」、仕舞「八島」、連吟「猩々」を東濤会メンバーで立派にやり遂げた。
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次はお客様を楽しませるためにもポピュラーな音楽で構成した。
最初は映画「フラガール」の主題歌を選んだ。それはこの主題歌はいわき市が
ハワイアンセンターを設立して不況の常磐炭鉱から脱却して復興を遂げるまでを
描いた映画の主題歌である。何とか今回の大震災からもこの「フラガール」の明
るいメロディーをバックに復興して欲しいと願いこの曲を選んだ。
この他に 「昴」「知りたくないの」「ダニーボーイ」をボーカルを交えて演奏した。
私もこの中にいる。お客さんにも楽しんでいただけたようで安心した。
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次はオカリナの演奏である。やはりオカリナの澄んだ柔らかい音質は皆の心を和や
かにしたようである。
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次は邦楽へと進んだ。三味線と尺八のコラボレーションという組み合わせである。

次に休憩をはさんで第二部へと移った。
最初は文化祭実行委員長によるナポリ民謡「オーソレミオ」を原語で歌った。
最初は全員が心配していたがバックにプロのピアノとバイオリンが付いてくれたので
それなりに良い出来で締めくくってくれた。
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次はクラシックを愛好しているグループによる演奏となった。
2フルート、チェロ、尺八で構成するメンバーであるが練習の成果を見せてくれた。
曲目は ハバネラ、歌の翼に、カノン、愛の挨拶等であった。
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最後は女性グループによるコーラスで締めくくった。
曲目は「赤とんぼ」「ふるさと」であるがふるさとは全員で歌うこととなり感動的であった。
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全体の最後としてはプロの演奏家による演奏となった。
バイオリンに池田敏美さん、ピアノに田中奈織美さんをお迎えしての演奏だったが
やはり我々アマチュアとは全く異なり繊細でかつ華麗な演奏を披露してくれた。
御蔭で音楽会全体が大変盛り上がり、来ていただいたお客様達にも大変喜んで
帰っていただくことが出来た。
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さて、このような流れで東濤会の文化祭における音楽会が無事終了をした。
最初はお客が来るのだろうかと大変心配していたのだが始まってみると何と用意した
100席はすぐに満席となりその後は何回も倉庫から椅子を運び出す始末となった。
お客様の声を聞いてみると楽しかったとの声が多く、この他には同期会が主催ということ
でどのようなものかと興味を持ち来て見たという方も多かった。
やはり同級生や同期の人間でこのような多面のジャンルの演奏会をするということは
珍しいことだと思う。
そのような他人がやろうとしないことを我々がやれたということは本当に幸せであったし
これからの我々の日常活動にも自信を持つことが出来た。
演奏会終了後は会場を他に移して恒例の芋煮会となったが大変盛り上がったことは言う
までもない。
関係者、いらして下さったお客様に深く感謝の意を述べさせていただきます。
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