山形県 宮内町のNow
令和7年9月13日は赤湯温泉に泊まった。翌14日朝は素晴らしい青空だった。
直ぐに家に帰るのももったいないので宮内町、長井市、白鷹町という経路で
帰ることにしてまずは宮内町に出かけることにした。赤湯と宮内は車では10分も
かからない。すぐ隣だ。
まず宮内に行ったなら訪れる所は熊野神社だ。以前はここは那智の熊野大社を
含めた全国にある何か所の熊野神社を詣でる講があった。
ここ宮内町は鉄道で来れるために全国から多くの信者が特別仕様の貸し切り
列車でワンサカと訪れていた。しかし、米沢からの線路が新幹線規格になって
しまったので昔のような貸し切り列車がこれなってしまった。それに伴い門前町
としての存在が急速に薄れてしまい街は急速に衰退への道を辿っている。
先ずは熊野神社の参道にある大鳥居を望見してください。


 階段を昇りながら後ろを振り返ってみると結構急な坂だったんだなと知る。


 神社の全景です。やはり格好は那智の熊野大社の姿に似ています。




 歩く所には冷たいミストが立ち込め風鈴の音が鳴り響いています。そろそろこの光景もおしまいかな。


 町の中心にある宮内駅は昔のままのたたずまいです。
 今もフラワー長井線の駅舎として立派に機能を果たしています。



 駅舎の中は簡単なミーティングにも使えるような交流の場ともなっています。



 この線路はフラワー長井線です。米坂線とは別でここ長井線は健在です。


 駅前の光景です。今は寂しいですが昭和初期の頃は織物工場への女工さん
 たちで大賑わいだったのです。そのようなことも関係したのでしょうかこの町には
 女子高校が立派に存立していたのです。



 もう一つ忘れてならないことがあります。それはここは童謡の故郷としても名をあげて
 います。童謡の 
      ないしょ ないしょ ないしょの はなしは あのねのね
     にこにこにっこり ねえ かあさん 
     おみみにこっそり あのねのね 
     ぼうやの おねがい きいてよね 

  のあの童謡「ないしょ話」の作者 結城よしおの生誕の地てもあります。
 それをPRする看板もありました。ここは夕鶴の里であり童謡の里でもあるのです。



 フラワー長井線も経営は大変です。いろいろ企画を立てて頑張っています。
 ワイン飲み放題のワイン列車やこのポスターにある車内でのプロレス興行も
 行っています。

 以前に私たち宮町町内会の悪たれ年寄りたちがワイン列車でワイン飲み
 放題を楽しもうと話が出たのですが誰かから無事に家に帰れんのかと
 いう言葉がでてきて自然消滅してしまっことがありました。


 以上駆け足での宮内町の紹介となりましたがいかがだったでしょうか。
 一度ぜひ宮内町に来て見て下さい。多くの名所旧跡が待っていますよ。

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