山形市の馬見ヶ崎川の最終端部を見る
令和4年9月17日取材
皆さんは川の終端がどのようになっているか見たことがありますか。
ほとんどの人は見る機会はありません。
幸いにもここ山形市の馬見ヶ崎川にはこの終端が見られる場所がある
のです。ここは私が毎日ウォーキングをしているときに偶然見つけました。
その場所は山形市の千歳駅の西北1キロ位の河川敷の中にある地点です。
私は山形市の千歳橋から下流の方に歩きます。3キロほど下ると高瀬川と
野呂川が合流してその川が更にこの地点で馬見ヶ崎川と再合流します。
3本の川が合流するために毎年ここは洪水の時は大河状態になり馬見ヶ崎
川からの水が下流に流れなくなり一帯は濁流渦巻く危険な状態になるのでした。
子供の頃にはわざわざこの光景を見ようと自転車で出かけたものでした。
しかし、その後に対策が施され3本の川は比較的円滑に流れるようになった
のです。
その対策とは馬見ヶ崎川と他の川が平面交差しないように馬見ヶ崎川に1.5m
程高い段差を付けてやり他の川の流れが馬見ヶ崎川に逆流してこないように
段差を付けたのです。
この対策をして以来馬見ヶ崎川の堤防が破れたことは無くなりました。
今回はそのめったに見られない(ここに来るには正式な道は無い。昼でも熊が
出てきそう地帯なので普通の人は来ない)光景をご紹介しようと思います。
次の写真がその合流地点の光景です。左からの川が馬見ヶ崎川、右からの川が
高瀬川と野呂川が合流した後の川です。
なお、馬見ヶ崎川はここから下流では白川と名前が変わります。
大雨の時はこの辺りは一面の濁流の光景となります。
次の写真が前述の馬見ヶ崎川の終端部の段差の部分です。ここが馬見ヶ崎川の
最終端の光景です。ここから先は白川と名前が変わります。
馬見ヶ崎川はこのようにして最後を迎えるのです。
なかなか川の最後の部分を見ることは出来ないので貴重な光景であると言えます。
私はここから上流をウォーキングに下流はサイクリングにとこの地点を
楽しんでいます。
やはり自然は最高の友です。田舎万歳です。
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