三井 量光氏主宰俳句誌「椅子」40号発刊!! 
                    
令和7年2月1日  

 厳しい冬ももうすぐ終わりとなる兆候が見えてきた。東濤会会員一同もう
 ひと踏ん張りだ。
 頑張れば色彩豊かな春の訪れを見ることが出来る。もう少しの辛抱だ。
 さて、東濤会会員三井量光氏が主催している俳句誌「椅子」が40号を
 発刊した。
 毎回多才な執筆者による読み物が溢れていて楽しんで詠める総合誌になっ
 ている。
私編集子は掲載のための編集を担当しながら読みふけってしまい
 作業が進まずあわててしまう事多々ありの状態です。
 それにしても40号とは。よくぞ続いた。何とも立派な業績です。こんな立派な
 俳句誌発行を続けている三井量光氏の業績を讃えてくれる人はいないのかと
 一人慨嘆しています。

 では本書の内容紹介へと進みます。本号には亡くなられた佐藤 章夫氏の遺稿
 が載っています。














































 次からは会員諸氏の投句の紹介となります。















































  上記文中に後藤喜一氏の娘さん 後藤 栖(せい)子さんに関する話題が語られています。
 文中で紹介されているとおり彼女は画家として活躍しました。絵の色調は鮮やかで
 大胆なものです。
 作品は県立山形工業高校所蔵の美術品の一部として一枚が保管されています。
 色とりどりの花々が煌めく様子を描いたもので見ていると心が明るくなったことを
 覚えています。

   次は山形東涛会会長で令和6年12月9日に亡くなられた佐藤 章夫氏の遺稿です。
 能楽を終生の楽しみにしていた彼らしい柔らかな読んで楽しくなる語りの作品です。





 いよいよ椅子40号誌の巻末後記です。ここのコーナーも単なる後記ではなくて
 軽いエッセーのような内容なので最後にもう一回楽しめる場となつています。

  以上が椅子40号誌の概要です。すべてを紹介することは出来ませんが東濤会関係者の
 作品や記事は掲載したつもりです。
 とにかく本誌は毎号バラエティに富んだ内容となっており私は俳句界の"文芸春秋"である
 と理解して楽しんでいます。
 本誌の発展を望みます。

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