椅子31号が令和5年8月1日に発刊されました。
ユニークな内容で存在感を大きくしている感がしています。
内容が俳句だけではなくバラエティに富んでいるので幅広い人たちに
読まれるようになっているようです。俳句界の文芸春秋だなと私は
思っています。


















次も連載記事である。万葉集の歌について多方面からの解説をしてくれている。
単なる歌の意味等を追求するのではなく万葉集そのものが出来た当時の環境を
語ってくれているのが勉強になる。
残念ながら今回は抜粋とさせていただく。







さて、ここからは会員投句した七句の中から一句を選び、その句を丁寧に
一語一語丁寧に解説・批評をしてくれるコーナーになる。
投句者にとっては一番緊張するが又、勉強になるところでもある。


次は新関昭男氏による山形の地で執筆活動に努めてくれた先代文人の
姿を紹介してくれている。文中で佐藤総右氏の故郷 芳沢をスリ鉢の底の
ような部落 と表現しているが全くそのとおりで私には強く響いた。


次は本誌の特色である詩歌のコーナーです。俳句を嗜む人も詩歌が醸し出す
ゆたかな表現は参考になるのではないでしょうか。

次もユニークな内容の連載記事です。
通訳をしながら観光ガイトを努めておられる方のユニークな記事で
内容が面白いのですが今回は一部抜粋とさせていただきます。


山形県の郷土史や風土史の権威者である板垣氏の連載記事です。
今回もなかなか我々には視点が行かない分野について興味ある
記事を提供してくれました。



次も連載記事です。私の好きなコーナーです。歌舞伎の筋立てを分かりやすく語って
います。もっと早く私がこの記事を知っていたら断片的だった自分の知識を強化して
くれて歌舞伎をもっと楽しめたのになぁと思っています。





次は会友の高橋正剛氏からの投稿記事です。
実は彼は8月9日に逝去されました。
三井氏も彼の逝去の報には驚いたことと思います。
その時はもう本誌の発行態勢に入っていたわけですから。
それだけ今回の彼の記事には彼が強く訴えたくていたことが詰まっている
感がします。

以上の内容で「椅子」31号も最後のページにたどり着いた。
次号の更なる発展を期したいと思います。

戻る