ハイブリッド車の実燃費はどのくらいなのか

                                              平成29年9月21日

 今後、自動車のエンジンはどのような形式になっていくのか多数の方式がしのぎを削って
 競争しています。
 我々一般庶民にとって身近なのはハイブリッド方式と電気自動車方式の2つが今一般的
 です。

 私は現在ハイブリッド車に乗っている。この車が販売された時いろいろ疑心暗鬼の論が
 広まった。
 私は少し心配があったが電気に係わった人間が電気を使った車をまず体験してみなけりゃ
 駄目だろうという気持ちで2代目の車から乗ってみた。
 その結果は世評の心配などは吹き飛ばしてくれた。
 音もなく滑り出して動き出す感触に思わず感動してしまった。
 以来、現在までこの車をモデルチェンジするたびに乗り継いでいる。
 最大の売りは燃費て゜ある。それまではT社の2000CCクラスの車を乗っていたが燃費は
 夏10キロ/リッター、冬6キロ/リッターだった。毎週ガソリンを詰めていた。
 しかし、ハイブリッドにしたら燃費は25キロ/リッター以上は堅持だ。
 月に一回か二回の給油で済む。いやぁ、リタイア後の生活には大変ありがたい。
 平成29年9月21日に所要で山形-米沢間を往復した。この時の燃費を紹介してみる。
 次の写真は夕方7時に山形に着いたときに撮影したものです。
 燃費は42.9km/l となっているのがお判りでしょう。長距離時は普通日常的な値です。
 この燃費だと山形から東京へ1330円位で行ける計算になる。助かるなあ。


 どうでしょう。ハイブリッドカーの燃費の凄さが分かっていただけたでしょうか。
 ここからは雑感です。
 現在論争が沸いていることは将来電気自動車一本にしていこうという機運が出ている
 ことです。
 私はこの件に関しては大きな危惧をもっています。
 もし、自動車が全部電気自動車になってしまったら大変な電力不足が発生することが
 明らかだからです。
 充電時の電力の大きさは大変大きなものがあります。
 夜間、全国の車が一斉に夜間充電になったなら日本は電力不足になります。
 そのために発電所をふやすと言っても火力か原子力に頼らざるを得なくなります。
 それでは何のためのクリーンエネルギー自動車になるのでしょうか。
 やはりハイブリッド車のように電力と内燃エンジンとの併用使用が望ましいと
 思いますがいかがでしょう。
 更に心配なのは電気自動車になったなら内燃機関を作る産業が全滅してしまいます。
 何しろピストンやクランクシャフトやバルブや変速機などが不要になれば関連産業は
 全滅です。
 失業者が大量に発生してしまいます。
 やはりハイブリッドのように多種の燃料を適切に使い分けていくことが大切な地球の
 エネルギーを長持ちさせるのだと思います。



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