東涛会オンラインミニ同窓会 第53回例会開かる
                   令和5年3月12日

 ようやく厳しい冬が去り希望の春がやってきた。
 私の年代になるとこれで一年生き延びたという気持ちが強くなる。
 このようなこともあり今回の例会は参加者の顔も明るくて春の香りが感じられる
 中での同窓会となった。
 まずは乾杯で会は始まった。

 
 前回はZOOMの接続でトラブルがあったために今回は各自の接続状況の
 報告で始まった。今回は全員支障なく接続できたようだ。胴元の佐藤君も
 安心したようだった。

 メンバーは技術分野の人間が多いためにすぐに日本の半導体の将来性に
 ついての語りあいが始まった。そして次に自動車産業と地球温暖化との関連
 等に入っていった。この辺はあまり熱中すると議論が炎上してしまうのでサラリ
 と流すことで収まった。
 やはり母校の様子は気になるようで現在話題になっている探求科教育の中身に
 関する質疑が飛び交ったが誰も明確に出来るものはいないので地元山形が
 調査するようになってしまった。
 
 次はやはり病気に関する話題で病気治療の様子やアドバイスが飛び交った。
 メンバーの一人が出してくれた最上の山々で活躍して現在は天童田麦野住んで
 いる鷹匠の話で話がはずんだ。たまたま私は師匠と弟子のお二人から
苦労話を
 聞いたことがあったので興味深く話題を楽しんだ。
それにしてもこのような人間性を
 超越した生き方をしている方が今は居なくなっているということはもう以前の日本
 ではないという事なのだろう。



 やはり我々は戦争の影響をもろに受けた世代なので戦地からの引き上げの話が
 出てくるが心配なのはこのような体験が忘れ去られて霧に包まれた茫漠とした戦中の
 エピソードの一つになっていくのでないかという危惧がある。いま、この会で語り合っ
 ている話は子供たちに伝えたいなぁと私は思っているのだが。
 このように話は尽きることがないままに進んだのでやはり時間制限に引っかかってし
 まった。
 胴元の佐藤君からの挨拶もそこそこに閉会となってしまった。
 来月はおそらく忙しい中での同窓会になるんだろうなぁ。

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