東日本大震災被災地宮城県亘理の現状

 平成23年4月16日に亘理町を訪れた。
 この町は私がこの欄で前に何回も掲載してあるように私の癒しの地であった。
 ここの太平洋の砂浜に隣接している松原でジョギングをしてその後は地元の
 魚料理を食べて体力を作りイチゴを土産に山形に帰るのが私の楽しみであっ
 たのだがそれが全て無に帰したのだ。
 ここ亘理の港に近い町は荒浜だが海面からほぼ同一レベルなのだから津波
 がきたら逃げようが無い。
 人々の安否を心配しながら訪れてみたが海から何キロも離れた地でも津波か
 ら逃れることは出来なかった。
 その様子を次の写真から判断して欲しい。

 

 この写真を撮った所は太平洋岸から3キロはあると思うが実は鳥の海という入り江
 がこの地区の近くまできているので恐らくその入り江の方の水が襲ってきたものと
 思われる。
 それにしてもこんな遠くの所まで水が押し寄せてくるとは本当に恐ろしい。
 今回の教訓を何時までも忘れないようにしていかなければならない。

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