被災地亘理町荒浜の現状
                     平成27年10月4日

 平成27年10月4日に宮城県亘理町の現状がどうなっていいるかを確認したく山形市から
 現地へと出発した。
 天気は山形市を出るときは雨が降りそうな天気だったが県境の笹谷トンネルを抜けたら
 快晴であった。
 久しぶりの訪問なのでどのくらい復旧が進んでいるのかを確認したかった。
 まず海辺のホテルに温泉が再開され、また4階のレストランも開かれていた。
 しかし、レストランは超満員であったので入るのはあきらめた。
 次の写真がそのホテルだが私の立っている防潮堤とホテルの間には松林がビッシリと在っ
 たのだがご覧のとおり何も無くなったままだ。



 今回の訪問で目を引いたのは防潮堤である。頑丈そうで安心感は少し増した。
 しかし、陸側からの高さは高いが海側の高さはそれほどでもなくて不安を感じた。



 みんな堤防に昇りただじっと海の方を見つめていた。それぞれどのような気持ちなのだろうと
 思わず考えてしまう。



 ひとたび荒浜の町の方を見ると相変わらず何も無い。
 ここに家がびっしり建っていたなど想像がつきますか。
 まだまだ復興は先かなと思います。




 港にはこのような商店・食堂街が出来ていた。
 山車も飾られ元気を出そうという気持ちが伝わってくる。
 私はここでは「はらこめし」を食べた。美味しかった。
 魚も生きのよいものが安かった。私はカレイとハモを買ってきた。



 炭火で焼いた魚が売られている。このテーブルですぐに食べれる。
 おいしい匂いが漂っている。



 亘理町の一番の名所であった鳥の海という中洲の干潟のような小さな島は全く痕跡を残して
 いなかった。そこに行く橋も当然遮断されている。
 下の写真の先が鳥の海という島に接続されていたのだが現況は写真の如くである。




 以上が平成27年10月4日の亘理町の港町荒浜の現況です。
 まだまだ復興は先のことです。
 皆さん出来るだけ亘理町荒浜に出かけて魚などを買ってあげれば喜ばれると思います。
 以前の活気ある亘理町に戻るのはいつになるやら。一日も早い復興を祈ります。

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